「惑星物質科学のフロンティア」研究集会
研究会世話人(2014~)
大澤崇人(日本原子力研究開発機構)
村上登志男(学習院大)
馬上 謙一(北海道大学)(2015~)
旧研究会世話人(~2013)
寺田健太郎(広島大)
野口高明(茨城大)
今榮直也(極地研)
中村智樹(九州大)
近年の地球外起源固体微粒子の研究の進展は目覚ましく、南極地域観測隊による宇宙塵の大量採取、「はやぶさ」小惑星サンプルリターンミッション等々、我が国がinitiativeをとる世界第一線の大型研究プロジェクトが遂行されています。またNASAが推進する彗星塵採集計画スターダストや太陽風採集計画GENESISなど、これまで人類が手にすることができなかった地球外物質(概して、微小、細粒)が次々に回収され、実験室で分析することが可能になってきています。一方、「分析」分野においても測定技術の向上は日進月歩であり、TEM、EPMA、SIMS、INAA、XRF、X線CTなどのハイテク分析技術を駆使した国際レベルの鉱物学的、岩石学的、地球化学的(同位体的)研究が精力的に進められています。このような状況下、「分析」「探査」「観測」「理論」など、従来の「学会」の枠を越えた異なる分野の研究者が、独自のノウハウを持ち寄り活発な議論ができる研究集会の意義は極めて大きいと考えます。
そこで平成14年より、「地球外起源固体微粒子の分野横断的な議論を行うこと」を目的とし、宇宙線研究所において年2回程度の研究小集会を実施しています。各研究機関独自の手法で得られたデータや知見を持ち寄り、発表時間にあまり厳しい制限を設けず自由闊達に議論を行い、地球外固体微粒子に関する理解を深化させることを目的としています。また、固体微粒子の取扱いや分析技術に関する問題点や改良点など技術的な情報交換を行い、我が国における微小物質の分析技術の更なる底上げも目指します。
<研究会開催実績>
クリックすると各回のプログラムに飛び、講演要旨をDLできます。研究会の性格上、未公表のデータも含みます。閲覧は自由ですが、紳士的な取り扱いを強く希望します。
令和5年度
令和4年度
令和3年度
令和2年度
令和元年度
2020年3月26日(木)~27日(金)中止
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度(東日本大震災のため開催が3月から8月に変更になりました)
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
2006年3月31日(金) 2005年7月11日(月)~12日(火)
平成16年度
2005年3月28日(月)~29日(火) 2004年12月17日(金) 2004年9月4日(金)
平成15年度
平成14年度